あがり症で非常にやっかいなのが、悪循環があるという事です。
人前であがってしまい、心臓の動悸や手足の震え、発汗、また緊張によって声が変になると、多くの人はパニック状態に陥ってしまいます。
すると、その自分の声を聞いた本人は更なるショックを受け、あがり症の悪循環を招いてしまいます。
中にはトラウマとなり、自分への自信もなくなり、二度と人前に出たくないと思う人もいるでしょう。
ですので、あがり症の予防には、こういった悪循環を遮断することが非常に大切となってくるのです。
悪循環を遮断するには、「心理療法」と「薬物治療」が一般的です。
心理療法の場合では、人前での会話中に緊張しても、とにかく会話を継続させるという方法が有効だとされています。
いっけん無謀だと感じる人もいるでしょうが、1回目より2回目、2回目より3回目という感覚で、あがり症は弱くなります(人によって効果の得られない場合もあります)。
尚、心理療法の持続効果は長い傾向があり、この点は薬物治療と比べても優れています。
薬物治療の場合では、表面的に表れる症状である動悸、震え、発汗などを抑えることを目的としており、良く使用される治療薬としては「βブロッカー」が有名です。
これにより、心臓の動悸を抑えてドキドキをなくし、半ば強制的にあがり症を抑えるといった感覚の方法です。
このβブロッカーの服用は、効果の持続は短いのですが、非常に手軽に実践できるメリットがあります。
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